WHC OB/OG会 第8回夏合宿 八幡平
2016年8月7日~9日
1965年度のWHC夏合宿は八幡平藤七温泉集中で行われた(http://whc.nishilab.jp/1965/NAtugasshuku-Hachimantai 参照)。
1969年硫黄鉱山としては東洋一の規模を誇ったこともある松尾鉱山が閉山された。
1993年アスピーテラインの一部として八幡平樹海ラインとして有料道路が開通した。
そして夏合宿後51年経った2016年8月7-9日に今度はWHC OB・OG会夏合宿が八幡平で行われることになった。参加者数17名。
1. 第1日目: 8月7日
秋田新幹線「こまち7号」に乗車して田沢湖駅前で下車、宿差し向けのバスで後生掛温泉に向かった。
途中、秋扇湖、宝仙湖を過ぎて玉川温泉を右に見て、後生掛け温泉に到着した。
後生掛温泉。宿は一軒のみ。
まずは、温泉近辺の後生掛自然研究路を行く
多数の噴気孔からは間欠泉よろしく時々熱い泥水が空中へ飛ぶ。遠くに見えるのは明日登る予定の畚岳(もっこだけ)
手前は噴気孔群。かってはこれから硫黄を採取していた。
大湯沼。いつ噴火ががあっても不思議はない。我々はマグマの上に住んでいることを感じさせる。
強酸性の水にもアメンボウはすいすいと。
お花の教室
大湯沼で記念写真。17名。
大沼へ移動。反魂草。
素朴な箱蒸し風呂が売り。足の下から熱い湯気が立ち上り、そう長い時間は入っていられない。
第1日目宴会。実行委員長の斎藤伸隆君(第8期)挨拶。
宴会果てて、寝る前に空を見たら晴れていた。熊(今年はあちこちで襲われている)に遭遇するといけないので同室人と宿の外へ。
都会では見えない天の川が天空を渡り、それを隔てて牽牛、織女が相対し、天の川の中には白鳥がくっきり見えた。
三脚の固定が不十分で少しぶれているのが残念。ISO 3200, 開放露出で15秒露光。明日、晴れたら観望会を行う予定だったが、
曇り空で行えなかった。
2. 第2日目: 8月8日。快い朝だ。
まず、見返り峠へ。アスピーデラインをバスで向かう。
見返り峠からの眺望。鳥海山(2236m)
秋田駒ケ岳(1583m)。右は畚岳
岩手山(2038m)。左に丸く見えるのが霊山 姫神山(1123m)。岩手山の左に早池峰山(1917m)があるが、展望台からは見えない。
鏡池、メガネ池の火口湖を経て八幡平頂上へ。17名全員揃う
ガマ沼を経て八幡沼、および源太森を望む
八幡沼 避難小屋 陵雲荘へ。遠方が源太森
源太森近づく
三つがしわの生える湿原の中を行く
日陰のない源太森頂上で写生する大竹氏
その成果。源太森から八幡平八幡沼を望む。
見返り峠レストハウス・駐車場(右)と畚岳
左下は藤七温泉。1965年8月2-12日WHC夏合宿集中地である。秋田駒ケ岳が見える。畚岳は右手へ。
畚岳の急登。
畚岳頂上。15名
藤七温泉
2日目宴会
馬で来て 足駄で帰る 後生掛温泉。
昼は晴れたが、夕方から天候悪化。土砂降り。星座観天も中止。
3. 第3日目。8月9日。
朝から雨。山歩きは中止。温泉に入ったり、だべったりして楽しく過ごす。
昼の宴会で。挨拶は小川戸会長。
また来年お会いしましょう。